着物の選び方・買い方
Published on 8月 26th, 2013 | by yasuyo
0一方付訪問着 色無地
松の地紋が一方付されている色無地です。
きものは、洋服のように肩で継ぎ目なく仕立てるので、何も考えずに柄が描かれると肩を中心に後は全ての柄が下向きに描かれることになります。
前からみたら綺麗に花が咲いていても、後姿は花がさかさまになっているということ。
通常の小紋の柄や色無地の地紋は、上下が関係ないような柄を施したり、約76cmの間に上向いた花、下向いた花両方を描いておくなどして対応しています。
写真の反物は、地紋が大王松で上下のある柄なので、肩や袖山を中心に柄が逆さまにならないように描かれています。
地色はベージュピンク。茶道されている方などは利用頻度の高い色無地です。
皆様、ひとついかがでしょうか